
ライター:内村愛生
BLEACHは霊力が高い主人公・黒崎一護が死神・朽木ルキアと出会ってから悪霊対峙することになるバトル漫画です。
ここでBLEACHを選んだのは、BLEACHが私の初めて見たアニメだからです。
初めて見たのは映画館、当時6歳でした。
父親に連れてこられ、6歳の私には興味もなければ話のストーリーなど何もわからず、映画館で初めてBLEACHを見ました。
BLEACHは青年向けですので、幼稚園を卒業したばかり、加えて原作を見ていなかった私には理解できるはずもないと思われかもしれません。ですが当時の私は映画でみたBLEACHに感銘を受けました。
そこから父に原作の漫画を買ってもらい、学校から帰ってアニメを見始めるようになりました。
初めて行った大型のイベントも、初めて買ったグッズも、全てBLEACHでした。
私がこんなにも愛するBLEACHを少しでも多くの人に見てもらいたいのです。
BLEACHは素晴らしい作品です。バトルシーンからOP、そしてアニメオリジナルの長編が約5作品、いずれもクオリティが非常に高いものとなっています。
あるクールのEDは毎週流れる映像が違ったり、映画がやっている時にはOPが特別映像になったり、エンターテイメントとして最高のアニメになっています。
その作品のうち、一部を紹介します。
アニメの中盤、主人公である一護は元々人間である為に、敵である藍染への切り札としてルキアがくれた死神の力を全て使い、霊力を全て失うことと引き換えに藍染を倒すことに成功します。
元からあった霊力までも消え、一護は普通の高校生に戻りますが、彼の潜在能力を狙う銀城と戦うにあたり、ルキア達が一護に力を取り戻させようと再度死神の力を渡します。
その際のOPは、いい顔をしていた銀城とその味方が一護の新たな仲間として流れますが、銀城が裏切り、ルキア達が一護の前に現れた時には、OPはルキア達の映像になっています。
読者や視聴者を喜ばせるその手法、業界を目指す我々も見習わなければいけません。
素敵なこのアニメの題名は「死神代行消失篇」皆さん是非見てはいかがでしょうか。
最後に、BLEACHに少しでも興味を持って頂けた人達に、是非お知らせしたいことがあります。
今年でBLEACHは20周年を迎え、様々なプロジェクトが始まりました。
BLEACH作者の久保帯人の新作、「BURN THE WITCH」が「週刊少年ジャンプ」にてシリーズ連載化、そして劇場中編アニメーションが決定し、BLEACHの原画展の開催。
そして2012年の死神代行消失篇終わりから、8年の時を経てBLEACH原作の最終章、千年血戦篇のアニメ化が決定しました。
アニメを研究し、アニメに関わる仕事をしたいと思っている皆さんに、是非見て頂きたいです
<編集協力:浅井恵斗>