編プロ出身ライターが教える、文章力の伸ばし方とは?(2022年度 アニメライター育成講座受講レポートNo.7)

8月27日に、2022年度アニメライター講座の講義がオンラインで行われました。今回はその模様を一部抜粋にてご紹介いたします。


執筆・編集:ドキドーキ!編集部

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今回のゲスト講師は、ライターの川俣綾加さんです。

記事企画の立て方から文章力の伸ばし方まで、ライターとして必要なスキルを幅広く教えていただきました。

この記事ではその中でも、文章をブラッシュアップさせるための練習法についてお伝えします。

1つ目の方法は、本を書き写す(写経)ことです。

本の文章を書き写すことで、文の組み立て方や文章表現を広く学ぶことができます。

書き写す文章は、WEB記事ではなく、紙の本を選びましょう。

紙の本は文字数が制限されているため、文章がまとまっています。

WEB記事はボリュームが大きく読み応えがありますが、文章の整い方や「てにをは」の使い方、情報の並べ方は紙の本のほうが優れています。

2つ目の方法は、自分の書いた文章を半分の文字数にしてみるという練習法です。

例えば、1500字の文章を700字で書き直す、700字の文章を400字で書き直す、といった方法です。

文字数を圧縮すると、本当に自分の書きたかったこと・伝えたかったことが見えてきます。

3つ目の方法は、自分の書いた文章を音読してみることです。

自分の文章を音読して読みづらいと感じたら、その文章はわかりづらいということです。

読みやすい文章に書き直すことで、相手にも伝わりやすい記事ができあがるでしょう。

4つ目の方法は、辞典・辞書を揃えて読み込むということです。

辞典や辞書というのは、例えば『日本語てにをはルール』『記者ハンドブック』『てにをは連想表現辞典』などが挙げられます。

他にも『感情類語辞典』などテーマごとの本をもっておくと、伝える表現・言い回しの幅を広げることができます。

文章は細かい要素の積み重ねなので、基礎の部分を学ぶことが重要になります。

他にも、編集プロダクション出身の川俣さんだからこそ知っている文章力の伸ばし方について教えていただきました。

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