12月24日に、2022年度アニメライター講座の講義がオンラインで行われました。今回はその模様を一部抜粋にてご紹介いたします。
執筆・編集:ドキドーキ!編集部
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本日の講師は、ライター前田久(前Q)さんです。
今回は、アニメライターの詳しい仕事内容について教えていただきました。
「アニメライター」といってもその中身や仕事の種類について知っている人は少ないのではないでしょうか。
この記事では講義を一部抜粋し、前Qさんが考える「アニメライターのなり方」についてお伝えします。
一つ目の方法は、編集プロダクションに就職するルートです。
編プロでの仕事は、正直大変です。
しかしその分、基礎的なライティング技術に加え、社会人スキルを学ぶことができます。
編集者・ライターとして、お金が発生するクオリティの文章に日々触れることができるのです。
これが一番オーソドックスなやり方といえます。
現在フリーで活躍しているライターにも編プロ出身者は多く、本講義で登壇いただいた川俣さんや岩倉さんも編プロを経由して独立されています。
二つ目の方法は、Web媒体の編集部に入り編集者兼ライターとして働く方法です。
生活の基盤を確保しながらアニメライターとして活躍ができるため、前Qさんが一番おススメする方法です。(最近一番増えている手段だそう)
なぜこの方法がおススメかというと、アニメ宣伝とのやり取りが多く発生するので、業界の大まかな流れを掴むことができるからです。
さらに、Web媒体は総じて需要が伸びている傾向もあり、今、一番現実的な手段といえるでしょう。
ただし、編集部によっては放任主義のところもあり、人材育成についてはメディアによって異なります。
三つ目のルートは、裏口ルートです。
具体的には、ブログや同人誌を書いて、メディアの人から声をかけてもらうケースを指します。前Qさん自身もこのルートだそうです。
ただしこれはケースバイケースなので、「こうすれば声がかかる」というマニュアルはありません。
上記に加えて雑誌編集部からアニメライターになる場合もありますが、最近はあまり聞かないようです。
このように、アニメライターになるルートは様々であり、自分が目指したい将来や書きたい文章の種類を考えてルートを考えましょう。
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