※この記事はアニメ業界ライティング講座の修了生が取材・執筆しました。
執筆・編集:ドキドーキ! 編集部
みなさんは「プレスパス」という言葉を聞いたことがありますか?
イベントなどでメディア・報道関係者様向けに発行されるチケットのことで、当日会場で取材を行うことができます。
先日、日本最大級のアニメイベントであるAnimeJapan 2023にプレスとして参加させていただきました。
今回の記事では、プレスパスでどのようなことができるのかをご紹介します。
初めてプレスとしてイベントに参加する方、これから記者になる方などはぜひ事前にプレスパスのメリットをチェックしてください。
■スムーズに入場できる
一般の参加者は会場に入るために列に並ばなければいけませんが、プレスパスを持っていればその必要はありません。
まず、専用受付に行きましょう。
プレス受付で名刺を渡し、事前に申請した人物かどうか、帯同者がいないかを確認されます。
問題がなければ、プレスパスを受け取ります。
AnimeJapan 2023ではプレスパス以外にも出展社パス、スタッフパスなどが発行されており、それらの関係者向けのパスを持っている人だけが入れる入口があります。
一切列に並ぶ必要がなく、スムーズに会場に入ることができました。
■一般参加者にはないプレス待遇とは?
プレスパスを持っていることで、各出展ブースに許可を得た上で撮影やヒアリングなどの取材をし、メディアに掲載することが可能になります。
入場時に入場料を支払う必要はありません。
一般参加者とは別のゲートが用意されているので、再入場も列に並ぶ必要もありません。
その他の面では一般参加者と同じようにイベントを楽しむことができます。
ブース内の観覧だけでなく、体験コーナーなども他の参加者と同様に遊ぶことができます。
ちなみに有償かつ事前予約制のステージ観覧券が必要なAJステージの取材を希望する場合は、事前に別途申請を行う必要があります。
■プレスルーム―ひっそり設けられた隠し部屋
会場内にはプレスルームという、プレスパスを持った人だけが入れる部屋があります。
イベントで発表された情報をすぐに執筆・公開するために、記事を作成する場所として設けられています。
AnimeJapan 2023では、東棟の2階にある目立たない場所にプレスルームが設置されていました。
部屋は複数用意されており、それぞれにテーブルや椅子、電源やフリーWi-Fiが完備されています。
また、部屋にはコーヒーやお菓子が用意されており、会場を歩き回って疲れていても、リフレッシュして記事の執筆を進めることができます。
■どうやったらプレスパスをゲットできるの?
プレスパスの申請は、イベント当日の3日前まで公式ホームページにて行うことができます(無料)。
会社名・メディア名も入力する必要があるため、一般の方は申請できません。
申し込みが締め切られると、メールで取材のレギュレーション(取材のルール)が送られてきます。
注意事項や記事執筆に際してのルールが詳細に記載されているので、事前にしっかり読み込みましょう。
■プレスパスはメリットだらけ
プレスパスを持っていれば、一般の参加者ができることに加えて、今回ご紹介したプレス向けの待遇を受けることができます。
メディアで記事を書かれているライターの方や、アニメイベントを取材したい企業の方はぜひ申請してみてはいかがでしょうか。
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